修論締切が近づいてきた

修論

残すところあと10日。 うちのラボでは初稿を上げて直していくという形ではなく1章ずつ書き進めていく形なので、他所の人と進捗感をわかりあいにくい。 でもたぶんおそらくどうにかまとまりそう。

バイトのシフトも0にして、ただ朝から夜まで執筆する日が続くことになる。 実際は朝9時くらいから書き始めてダラダラ作業して夜になるといった感じで、実作業時間はかなり短いと思う。

最近気づいたのだが、集中力が途絶えても手を動かし続けていれば結構進む。 自分の集中力の波を前もって考えて、集中しなくても手を動かせる作業とそうでない作業をわけて、うまいことハンドリングしていくといいんだろうなと思う。 実践はできないが。

引越し

物件を決めて審査が通って契約もした。 夢のひとり暮らしが近づいてきている。 かなり都会に引っ越すことになるので家賃をペイできるようアクティブになりたい。

入居日が修論提出と修論発表の間で、かなり半端な時期なので引越しは後回しにすると思う。 でも入居日にインフラを通してしまって、ベッドだけでも揃えておきたいなという気持ちもある。 なんだかんだあと2週間なのですすめていかないと。

メンタル

『「うつ」の舞台』を読んだ。 多様な背景を持つ精神科医たちが変わりゆく鬱の舞台について論じている。

健全なうつとその治療

軽症うつ、大うつ病、双極症と、様々なうつの形がある。 そんな多様なうつを医者たちは内因性という言葉で二分している。 了解可能といった専門用語？も出てきたが正直よくわからない。 健全な悲しみは心因性、不健全な悲しみが内因性という解釈をした。 そして、健全な悲しみは病なのかどうかとても微妙なところだが、それでも患者が苦しみを訴えているのならば救いの手を差し伸べるべきだと書かれていた。

対人療法という治療法が紹介されていた。 対人療法はその人の対人関係にメスを入れるかのような治療で、おそらくはアドバイスの形で実施される。 対人療法は医療の領分なのかがとても気になる。 患者が苦しいのであればそれを救うのが医者の仕事なんだろうけれど、それならば生きる上での悩みすべてが医療の対象になるんじゃないかという気がする。 世界が病んでるんだから仕方ない。

他に読んでて思ったのは治療が多種多様だということだ。 先程触れた対人療法もそうだし、フロイトに端を発する精神分析も珍しいとはいえ未だ現役らしい。 薬物療法が絶対正義であると思っていたが、これも全体で見れば極端な考えなのかなという感じを受けた。

まあたしかに、人は悲しい情報を接種するだけで肉体の調子が変わるわけだから、何か治療的な情報を接種することもできるかもしれない。 脳で理屈をこねることは情報の接種と似た効果をもたらし、なんらかの治療につながるかもしれない。 どうも不思議で捉えがたい。

色々調べているが、興味というよりとにかく病みたくないという気持ちしかない。 以前は希死念慮があったがいまはなくなった。 死にたくはないが、合理的に考えれば死んだほうがいいという考えも残っている。 我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのかというタイトルが頭の中で渦を巻く。

最近Xでアニメアイコン界隈？とちょっと繋がった。 似た境遇の人も多いので色々共感できるが病んでる人も多い。 そういう人たちが音楽のプレイリストを共有してくれてるので、最近はよくロックを聴く。 聴覚は最初に発達する感覚器官であり、感情を強く揺さぶってくれる。 理屈抜きで感情を動かすことのできる音楽はすごいものだ。