好きな感性

感性の形成

あるMinecraft動画がとても好きで、作品内に出てくるパロディや作者が言及している映画・アニメなどをほとんど見つくした。これをしたのは、作品を100%楽しむためだが、やっているうちに感性が作者に寄っていったように感じる。感性が作者に近づくことで、その作者の作品をより楽しめるようになった。

私の昔の感受性はだいぶカスで、「音楽とか聞いてる間って暇じゃない？」とか思っていた。Minecraft動画を深追いしているうちにかっこいいものが好きになったり、表現技法みたいなものが好きになった。その後、絵柄を模索しているうちにかわいいものも好きになった。

感性と作品鑑賞

最近は女児アニメにハマっているが、絵柄を模索する期間がなければ面白がれなかったのかなぁと考えると面白い。感性というのは摂取する作品によって形成され、摂取する作品は恣意的に選べる。ただ、きっかけがないと今の感性から離れた作品を見ることはないから、そういうきっかけを大切にするのが大事なのかもしれない。

まあ、世の中コンテンツが多すぎるからそんなことしなくても面白い作品いっぱい見れるし大事じゃないかも。どうなんだろ。好きな人と同じものを好きになれるのはメリットだな。

好きな感性

作品を楽しめる云々の他に、好きな感性というものがある。私は表現の技巧的な部分が気になったり、「視聴者にこういう感情を起こさせるためにこんなことをしてるのかすごいな」みたいなことを考えがちだ。なんというか、純粋じゃないように思える。

「かっこいいからかっこいい、かわいいからかわいい」といった一番最初に沸き起こる感情をまっすぐに受け止められるような感性がとても羨ましく感じる。